うつ病ときくと、精神的に落ち込んでしまう症状がよくあげられますね。
ですが、うつ病は神経の疲れが原因なので、神経が弱くなった症状こそが、うつ病の症状なのです。
もっとも目立った症状は、
自律神経失調症です。
自律神経とは、活動する「交感神経」と休息する「副交感神経」のふたつが交互に動く神経のことで、人間が活動する基本的な機能です。
自律神経が乱れると精神状態のコントロールが上手にできなくなりますし、肉体的にも支障をきたします。そして落ち込んだ気持ちをそのままにしておくと、健康だった場所にも悪い信号を送ってしまい、本格的な病気になってしまいます。
うつ病はほうっておくと、どんどん新しい病気を引き起こす負のスパイラルに陥ってしまうのです。
以下に、具体的な症状をあげます。
うつ病になると抵抗力が弱り、ウイルス性の病気にかかりやすくなります。
もっともよくあるのが胃炎です。胃は異常があらわれると胃痛や腹痛、吐き気などで自覚しやすいため、抵抗力が弱ってきた目安になります。
ほかにもウイルスが原因でなりやい病気として、風邪、肝炎、結膜炎、皮膚の湿疹、口内炎、アレルギーなどがあります。
また、抵抗力が弱いと治ったと思ったらまた別の病気になってしまいます。次々といろいろな病気にかかるため、
虚弱体質になったように感じるはずです。
神経の疲れは放っておくと病気の温床となってしまいます。
神経が弱っていると体内時計もくるってしまいます。そのため、うつ病の人は過眠症や不眠症にかかりやすくなります。
正常な人ほど、布団に入って部屋を暗くすると、自然と身体が眠る準備を始めて眠くなります。
ですが神経が弱っているとそうした機能が働かず、布団に入っても興奮した状態が続き、眠気がおきません。とくにうつ病で悪いことばかり考えていると、なおさら眠ることができなくなってしまいます。
仕事中に眠くなっては、仕事に支障をきたしますよね。また、よく寝たはずなのに朝にぐったりしてしまい、疲れが増してしまいます。
うつ病になった人のほとんどは、全身がカチカチになっています。
この身体の凝りこそが、神経の疲れを生んでいるのです。
うつ病になる人は、自分の身体が凝っていることに気付いていなかったり、気付いていても軽く考えて何も対処していないことが多いです。
定期的にマッサージを受けるなどをしてコリをほぐしておくと、神経がやわらぎ、うつ病に効果があります。また予防にもつながりますのでぜひやってください。
うつ病の典型的な症状は自殺願望です。生きていることがつらく、消えてしまいと考えています。
毎日つらくて泣いている人も多いでしょう。とくに悲しいことがあったわけでもないのに涙が出る人もいます。
またリストカットなどの自傷行為や、ほかにも爪を噛む、血が出るまで皮をむく、といった行為もあります。これはストレスを解消するために無意識にやってしまう行為なのです。
うつ病は治ります。どうかまだ命を絶たないでください。方法はあります。大丈夫です。あなたは救われます。このサイトをとおして良くなりましょう。
うつ病が進行すると、強迫性障害を併発しやすくなります。強迫性障害とは強い思いこみによる障害で、自分で自分に強い暗示をかけてしまうのです。
たとえば「家に鍵をかけたか不安になる」「家が火事になるかもしれない」「自分が家族を傷つけるのではないか」といった不安が出てきます。
こうした不安から、家から出られなくなったり、フォークなど先のとがったものが使えなくなったり、仕事に集中できなくなったりと、日常生活に支障をきたすことがあります。
うつ病の治療には「肉体的な治療」と「精神的な治療」のふたつが必要です。
肉体的な治療として、まずはマッサージを受けましょう。神経の疲れをほぐすことが先決です。そしてセロトニンを増やす方法とドーパミンを出す方法をお試しください。
また、心の治療をするためにはあなたの性格や心をすこしだけ修正する必要があります。あなたの生き方を楽にするためには、心の治療の記事をお読みいただき、ひとつひとつクリアしていってください。