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うつ病の人は赤の他人にいい顔したがる

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赤の他人にいい顔

うつ病患者の大きな特徴として「赤の他人にいい顔をする」という共通点があります。いい顔をするとは、気をつかいすぎるということです。

うつ病の人は赤の他人にいい顔したがる

うつ病の人は、もう二度と合わないような他人に気を使いすぎてしまいます。たとえば以下のようなときです。

  • 道を聞かれたとき細かく教えてあげる
  • レストランの店員に丁寧に注文する
  • 電車でとなり合った人に不快な思いをさせないようする
  • 宅配便の人に気持ちよく対応する
  • 病院で医者の言うことに手際よく受け答えする

日常のちょっとしたシーンですね。

人間として当たり前といえばそうですが、うつ病の人は心のなかで必要以上に気をつかい、魂を削っているのです。

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気をつかうのはよくないの?

一期一会という言葉もあるように、たしかに本来であれば、赤の他人にそこまで気をつかえるのは素晴らしいことです。人として立派だと言われるし、相手も気持ちよく過ごせるでしょう。

ただしうつ病患者の場合、そうして気を張った分、どこかにしわ寄せがきてしまいます。

気をつかっただけ、
緊張しているからです。

おそらく他人に気を使ったあとはとても疲れるはずです。まさに気疲れしているのです。

気をつかうのはよくないの?

赤の他人にそこまでする必要ある?

自分の魂を疲れさせてまで、赤の他人に気をつかう意味はあるでしょうか?

丁寧な対応にこしたことはありませんが、そうして気をつかいまくっているわりには、うつ病患者は、他人と仲良く人間関係を作ることが苦手なのです。いざ他人と深く付き合うとなると、とたんに面倒になったり、逃げたくなるのです。

うつ病患者は、思いやりや信念があるわけではないのです。仲良くしたいから親切にするわけでもないのです。ただ緊張していて、よく思われたいプライドが高いからそうしてしまうだけなのです。

本当の思いやりとは日常の会話のなかにあります。たった一瞬だけの丁寧さにあるのではありません。

身内にはわがまま放題

他人に気をつかいまくる人にかぎって、身内などの自分の近辺にいる人間にはわがまま放題です。言いたいことを言うし、横柄な態度だったり、厳しいことを言ったりします。

身内にはわがまま放題

これらはすべて、甘えている証拠です。身内の人間には甘えられるから本当の自分が出るのです。外の世界で気をつかうことで溜まったストレスを、身内に対して吐き出しているのです。

逆ですよ。

身内に対してこそ、優しく丁寧に接するべきです。

赤の他人は、あなたに何をしてくれますか?

何もしてくれませんよ。ただあなたがいい顔をして、よく思われたいだけでしょう?たった一瞬だけなのに、いい顔をしたいだけでしょう?

でも、実際にあなたを支え、声をかけてくれるのは誰ですか?

身内の人間です。

あなたに声をかけ、あなたの様子を伺い、日頃からコミュニケーションを取ってくれる人は、あなたの周りにいる人間です。そうした人間にこそ、優しく丁寧に接するべきだと思いませんか?

身近な人間にこそ感謝と思いやりを示すべきです。

小さなプライドは捨てて

うつ病患者は、赤の他人に気をつかいすぎます。そして赤の他人に気をつかいすぎる人間は、どうでもいい小さな小さなプライドを維持したがるのです。

うつ病の人は完璧主義ですから、自分の印象をすこしでも悪く思われたくないのですね。

ですが、あなたが本当に大切な人は誰なのかを考えてみてください。

うつ病患者は、赤の他人に気をつかいすぎます

赤の他人に気をつかう癖をやめると、コミュニケーションがだいぶ楽になりますよ。

疲れなくなりますから、日常生活が楽になります。毎日がリラックスできますよ。身内にも優しくできますよ。そして他人に対する心の余裕もできますよ。

  • 小さなプライドにこだわらない
  • 他人によく思われようとしない

これを心がけるだけであなたの心は大きく改善するのです。

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わたしもうつ病でしたが克服しました筆者:ヤーマ
わたしも長年うつ病でしたが克服できた人間です。わたしの体験をお話しします。
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